極楽とんぼのロボット製作記

情報工学系大学院生がロボットとその周辺技術や身の回りの出来事について紹介するブログ

私が必死こいて英語を勉強している理由

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今更ながら、私は英語を一から勉強しています。自分としても中学英語からやり直さなければならない自分に半ばイライラしながらも必要に迫られて英語を勉強しています。なぜいまさら?、なぜこんなにも?英語を勉強しているのか、その理由について書きたいと思います。この記事を読んだために必死こいて勉強することになるかもしれません。もし英語が心底嫌ならばブラウザバック推奨です。ちょっとでも興味のある方は、一緒に必死こいて勉強しましょう!

理由は大きく分けて3つです。

1.プログラミングの最新情報は英語で共有される

興味分野がロボットであり、プログラミングをすることが必須です。そしてネット上にあるプログラミングの情報の大多数が英語です。例えばエラーに出会った時にネットでエラーメッセージを検索するとStack Overflowが出てくることがあります。これはプログラマ向けのQ&Aサイトでほとんどのエラーの解決方法はここに網羅されています。プログラムを始めたばかりの人はあまり利用したことのないサイトかもしれません。私もプログラミングを勉強しはじめの頃はほとんど出会うことはありませんでした。それははじめの頃は、MicrosoftのVisual Studioでコーディングしていたため、ほとんどの情報が日本語でネット上にありました。プログラミングを進めていくにつれて、様々なライブラリに触れる機会が増えて、次第に英語での文献にあたることが多くなっていきました。例えばOpenCVを利用して画像処理やHaar検出器で顔の検出を行った時は利用しようとしていたOpenCV3.0のレファレンスが英語サイト(OpenCV: OpenCV modules)のものしかなく、頼みの綱の日本語のサイトは2.2(OpenCV 2.2 C++ リファレンス — opencv 2.2 documentation)までしか対応していませんでした。仕方なく翻訳サイトに投げ込んで読んでみましたが、残念ながらとても日本語として読める内容を出力してくれませんでした。もう1つの例を示すなら点群情報を扱うことのできるPoint Cloud Library(PCL)です。このライブラリもレファレンスが英語で書かれていて、もっと厄介なことにこのライブラリはBoost, Eigen, FLANN, VTK, Qhull, OpenNI, CUDAの7つもの他のライブラリと依存関係にあるためPCLの機能を使用するためにはある程度これらのライブラリについても知っておく必要がありました。そしてこれらのライブラリのレファレンスもまた英語で書かれているのです(涙目)。

つまり、プログラミングをやればやるほど、英語という言語を読まざるを得ない状況になっていくのです。私は英語ができないせいでプログラミングを諦めたくはないので英語を勉強しています。

2.論文や発表は英語

ロボット分野に興味があり、研究も行っていますが、先行研究を調べる際も英語が必要になります。たとえ日本語の論文を見つけたとしても、そのレファレンスは英語の論文であることが多く、結局その論文を読むためには英語の論文を読む必要が出てくる場合がほとんどです。さらに幅広く先行研究を調べる上でも日本語の論文だけでは足りないのも確かです。

また、海外で発表となれば、もちろん言語は英語が使用されます。その時になってから英語を勉強をし始めても壇上でお経を唱えた挙句、質疑応答ができないという事態は目に見えています。

3.いろんな人と話したい

「翻訳機が発達すれば英語を話せなくても大丈夫じゃん!」という人も中にはいると思います。確かに私も最近のNN法を適応したGoogle翻訳には驚かされています。コミュニケーションを情報を伝達するという意味でだけで捉えるならば完全な翻訳機が完成されれば自分で英語を話したり書いたりする必要はなくなるのかもしれません。

ここからは私の価値観の問題になるのですが、私はコミュニケーション自体はただ単に情報を伝達するのではなく、その人と話す空間や時間を共有するという側面もあると思っています。友達や恋人との会話は情報を伝達するという側面だけでなく、会話そのものを楽しむという目的もあるはずです。その時に翻訳機にかけた言葉は果たして自分の言葉と言えるのだろうかという疑問を持っています。英語を学び、英語にしかできない言い回しの面白さを知って、絶妙なタイミングで言葉を返すからこそ楽しいのではないのでしょうか。私はそういった会話の楽しみを様々な人と体験したいと思っているため、たとえ翻訳機ができたとしても言語を学び、使うことはやめないと思います。

こういった理由で現在、必死こいて英語を勉強している最中です。もし良ければ一緒に必死こいて勉強しませんか?